保存水の値段を5年・10年・15年別に比較!コスパで選ぶおすすめ商品
保存水の値段は、保存期間の長さや容器の種類によって大きく異なります。一見すると高く感じる商品でも、1年あたりのコスト(ランニングコスト)で計算すると、実は安上がりになるケースも少なくありません。
逆に、初期費用を抑えられても、頻繁な買い替えが必要で手間とコストがかさんでしまうこともあります。
この記事では、5年・10年・15年の保存期間ごとの値段相場を徹底比較し、コストパフォーマンスに優れたおすすめ商品を紹介します。これを読めば、あなたの予算とライフスタイルに合った最適な保存水が見つかり、無駄な出費を抑えながら賢く備蓄できるようになるでしょう。
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保存水の値段を決める主なポイント

保存水の値段は、主に「保存期間」「容量・本数」によって左右されます。保存水は一般的な水より割高なため、納得した上で購入できるよう、各要素の詳細についても理解しておきましょう。
ポイント① 保存期間
保存水の値段を左右する大きな要因は「保存期間」です。一般的に、保存期間が長くなればなるほど、1本あたりの単価は高くなる傾向にあります。
スーパーなどで売られている通常のミネラルウォーター(賞味期限1〜2年)がもっとも安く、次いで5年保存水、10年、15年と期間が延びるにつれて価格が上昇します。これは、長期間水質を維持するために、より強固なボトル容器を採用したり、高度な殺菌処理技術を用いたり、製造コストがかかるためです。
しかし、ここで重要なのは「買い替えコスト」の視点です。安い水を2年ごとに買い替える場合、10年間で5回の購入手続きと廃棄の手間が発生します。一方、10年保存水なら最初の1回で済みます。
初期費用(イニシャルコスト)だけで判断せず、買い替えの手間や回数を含めたトータルコストで比較することが、賢い選び方の第一歩です。
ポイント② 容量と本数
保存水の値段は、ボトルの「容量」によっても変わります。主に「500ml」と「2リットル」の2種類がありますが、水1リットルあたりの単価(コスパ)で比較すると、2リットルボトルの方が割安です。
実際に、Amazonで販売される保存水の価格を比較してみましょう。
| 項目 | 500ml | 2ℓ |
| 販売価格 | 2,160円 | 2,017円 |
| セット内容 | 500ml×24本 | 2ℓ×9本 |
| 水の総量 | 12ℓ | 18ℓ |
| 1ℓあたりの価格 | 180円 | 112円 |
2リットルボトルは、製造コストや輸送効率の良さから安価に設定されており、家族の人数分など大量の水を確保したい場合の「メイン備蓄」に適しています。
一方、500mlボトルは、「容量が少ない」「持ち運びやすく需要が高い」などの理由から割高に設定されます。防災の面においては、コップを使わずに直接飲めるため衛生的であり、持ち出し用のリュックに携帯しやすいなどのメリットがあります。
予算を抑えたい場合は2リットルを基本にしつつ、持ち出し用として500mlを1箱だけ購入するなど、用途に合わせてサイズを組み合わせるのがおすすめです。
また、1本単位で買うよりも、24本入りや6本入りなどの「箱買い(ケース販売)」をする方が、単価を抑えられます。
【5年・10年・15年】保存水の値段相場を徹底比較

保存期間5年・10年・15年にわけて、保存水の値段相場を比較してご紹介します。ご自身の予算と照らし合わせつつ、購入時の参考にしてください。
| 保存期間 | 500ml(24本入り) | 2ℓ(6本入り) |
| 5年 | 2,691円 | 1,507円 |
| 10年 | 4,136円 | 2,830円 |
| 15年 | 5,582円 | 4,050円 |
上記のとおり、保存期間が長いほど販売価格も高くなります。ただし、ランニングコストを考えた場合、保存期間が長いほど費用を抑えられます。
たとえば、5年保存水を購入すると、15年間で2回の買い替えが必要です。500mlであれば、合計約8,000円かかります。一方、15年保存水であれば5,582円で済むほか、買い替えの手間もかかりません。
もちろん、費用以外にも考慮すべきポイントがあるため、次項では「保存期間別のおすすめの人」を解説します。
【5年・10年・15年】保存期間別のおすすめの人

保存期間は必ずしも「長ければいい」とは限りません。予算・備蓄の目的・防災意識などに応じて、適切な期間が異なります。
次項では、5年・10年・15年の保存期間に応じて、各保存水がおすすめの人を解説します。ご自身・家庭の状況と照らし合わせつつ、参考にしてみてください。
5年保存水
保存期間5年の保存水がおすすめの人を見ていきましょう。
5年保存水がおすすめの人
- 防災備蓄が初めてで、まずは手軽に備蓄を進めたい人
- 定期的に入れ替えて防災意識を高めたい人
- 購入時の初期費用を節約したい人
保存水の中で、5年は最も短い保存期間です。最も安価な保存水なので、「初期費用を抑えたい」「初めての備蓄で今後も継続するかわからない」といった人におすすめです。
10年保存水
10年の保存水がおすすめの人も見ていきましょう。
10年保存水がおすすめの人
- 適切な保管場所を確保できる人
- 水の種類(採水地・硬度)を選びたい人
- ライフステージの変化がある人(子どもができるなど)
どれだけ長期保存できる水でも、「高温・多湿」「臭いの強いものが近い」といった環境では品質が低下します。10年以上保管する場合、「冷暗所」「周囲に洗剤や芳香剤などがない」など適切な環境を確保する必要があります。
また、保存期間5~10年の保存水は種類が豊富なので、体質や年齢に合わせて水を選べます。将来的に子どもができる可能性がある場合、硬度の低い水の方が身体への負担を抑えられます。
「水の種類を選びたい」「将来的に子どもができる」と言った人にも、保存期間10年の保存水はおすすめです。
15年保存水
保存期間15年の保存水がおすすめの人は次のとおりです。
15年保存水がおすすめの人
- 本格的な備蓄を始めたい人
- 十分な収納スペースを確保できる人
本格的な備蓄を始める場合、食品や生活用品・衛生用品など多種多様な備蓄品を自宅に収納する必要があります。世帯人数によっても差はありますが、2~3人世帯の場合、ダンボール箱2~3箱分の収納スペースは必要です。
また、備蓄品の数が増えると、管理の負担も大きくなります。少しでも保存期間の長い保存水を選んで、買い替えの負担を減らしましょう。
備蓄に必要な保存水は1日3リットル×3日が目安

政府広報オンラインによれば、備蓄に必要な水は1日3リットル×3日分が目安とされています。
※参考:政府広報オンライン|今日からできる食品備蓄。ローリングストックの始め方
これは、飲料水だけでなく、アルファ米などの非常食を調理(復元)するのに必要な水を含んだ量です。4人家族の場合、「3リットル × 4人 × 3日 = 36リットル」の備蓄が推奨されます。
人は1日約2.5リットルの水分を排出しているため、排出する水分相当の水を摂取しなければなりません。
また、1日3リットルには生活用水(手洗いや食器洗いなど)が含まれていないため、「浴槽へ水を溜める」「ウォータータンクを備蓄する」などの対策も進めましょう。
備蓄水の量については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【5年保存】コスパ選ぶ!値段の安いおすすめ保存水

コスパを重視した、5年保存水のおすすめ商品をご紹介します。概要(価格や容量)と特徴も併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
by Amazon 天然水
Amazonのプライベートブランドが展開している5年保存水です。
| 参考価格 | 2,017円 |
| 1Lあたりの価格 | 約112円 |
| セット内容 | 2L×9本 |
| 硬度 | 57mg/L(軟水) |
| 保存期間 | 製造から5年 |
※2026年1月時点
Amazonのセール時期にはさらに割引されることも多く、2リットル×9本入りの大容量セットがリーズナブルに手に入ります。500mlボトル(24本入り)も販売されているので、用途に合わせて選べるのも魅力。
また、硬度57mg/Lの軟水なので、口コミでも「飲みやすさ」に定評があります。
「まずは最低限の備えを安く済ませたい」「飲みなれた水を備蓄したい」というにおすすめの保存水です。定期おトク便などを活用すれば、5年に1度の買い忘れも防げます。
アイリスオーヤマ アイリスの保存水
防災用品に力を入れているアイリスオーヤマが販売する、信頼性の高い5年保存水です。
| 参考価格 | 1,310円 |
| 1Lあたりの価格 | 約109円 |
| セット内容 | 2L ×6本 |
| 硬度 | 52mg/L(軟水) |
| 保存期間 | 製造から5年 |
※2026年1月時点
この保存水の特徴は、ろ過や殺菌を繰り返し、安全性も十分に考慮されていることです。耐熱性に優れた頑丈なボトルが採用され、災害時の衝撃や長期保管による劣化に強い設計が施されています。
価格も手頃で、1ℓあたりの価格においては他社と比較しても最安値の価格帯です。ホームセンターやネット通販で広く流通しているため、買い足しがしやすい点もメリット。
2リットルと500mlの両方のサイズ展開があるため、自宅用と持ち出し用で同じブランドで統一したい方にもおすすめです。
【10年保存】コスパ選ぶ!値段の安いおすすめ保存水

保存期間10年の保存水は商品のバリエーションが豊富なため、どれを選ぶべきか悩む際はぜひチェックしてみてください。
THE LIFE WATER(アルミ缶)
THE LIFE WATERは「10年保存」を可能にした、アルミボトル缶入りの備蓄水です。
| 参考価格 | 4,590円 |
| 1Lあたりの価格 | 約380円 |
| セット内容 | 490ml×24本 |
| 硬度 | - |
| 保存期間 | 製造から10年 |
※2026年1月時点
一般的なペットボトルはわずかに気体を通す性質がありますが、アルミ缶は光と空気を遮断するため、水分の蒸発や品質劣化を防ぎます。さらに、他の保存水よりも容器が軽量化(約22%)されており、持ち運びやすさも考慮されています。
価格はペットボトルタイプより高めですが、安全性と保存期間を考慮するとコストパフォーマンスの良い商品です。見た目もスタイリッシュなので、「インテリアを邪魔しない保存水がほしい」「価格と品質のバランスを考慮したい」といった人は、THE LIFE WATERを検討しましょう。
アコール ラベルレス
アコール ラベルレスは、室戸海洋深層水を100%使用した、10年保存可能なラベルレスボトルです。
| 参考価格 | 2,650円 |
| 1あたりの価格 | 約245円 |
| セット内容 | 1.8L×6本 |
| 硬度 | 約0mg/L(軟水) |
| 保存期間 | 製造から10年 |
※2026年1月時点
アコールのラベルレス保存水は、水の不純物やミネラル成分などを可能な限り取り除いた、硬度約0の純水です。胃腸への負担がかかりにくいため、赤ちゃんのミルク作りにも使いやすいでしょう。
また、1.8リットルと記載されていますが、実際は2リットル分の水がボトリングされます。10年の長期保存によりペットボトル内部の量は変化するため、あえて減少した数値が記載されています。
「家族全員が安心して飲める水」を、手間なく長期間備蓄したいというニーズに応える、バランスの良い商品です。
【15年保存】コスパ選ぶ!値段の安いおすすめ保存水

次項では、15年保存水のおすすめ商品をご紹介します。
カムイワッカ麗水
北海道の羊蹄山(ようていざん)の麓から湧き出る天然水を使用した、業界最長クラスの15年保存水です。
| 参考価格 | 5,194円 |
| 1Lあたりの価格 | 約315円 |
| セット内容 | 2L×6本 |
| 硬度 | - |
| 保存期間 | 製造から15年 |
※2026年1月時点
カムイワッカ麗水は、羊蹄山の麓から汲み上げられた水を磨き、クリーンな環境でボトリングされた高品質のミネラルウォーターです。2008年の洞爺湖サミットでは、 G8首相に唯一提供されたミネラルウォーターとしての実績もあります。
品質においても、公的機関の分析試験をクリアしており、安心・安全性が担保されています。
一度購入すれば、15年間は買い替えの必要がありません。「本格的な備蓄を始めたい」「味と品質にこだわりたい」と言った人は、カムイワッカ麗水がおすすめです。
長期保存水 15年 オゾン殺菌 純度99.9%
こちらは、15年の長期保存が可能な、純度99.9%まで不純物が取り除かれたピュアウォーターです。
| 参考価格 | 4,104円 |
| 1Lあたりの価格 | 約342円 |
| セット内容 | 2L×6本 |
| 硬度 | - |
| 保存期間 | 製造から15年 |
※2026年1月時点
この保存水は、特殊なろ過方法により、水に含まれる不純物やミネラル成分などが徹底的に取り除かれています。さらに、ボトリングの際にはオゾン殺菌が施され、菌・カビの発生も抑えられた保存水です。
梱包されるダンボールには「耐水性強化ダンボール」が使用され、湿気や振動から中身を守ってくれます。初期費用はかかりますが、「管理の手間を減らしたい」「誰でも飲みやすい水がほしい」といった人におすすめです。
値段の高い保存水を安く購入する方法

水は避難中の生活を支え、生きる上で重要な備蓄品です。しかし、「少しでも安く備蓄品を集めたい」「値段がネックでまだ手が出ない」このような理由で購入を迷うかもしれません。
次項では、保存水を安く購入する方法を解説するので、まだ購入に迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
通販サイトのセールを狙う
保存水は賞味期限が長いため、今すぐ必要でなければAmazonや楽天市場の大型セールを待ちましょう。
Amazonの「プライムデー」や「ブラックフライデー」、楽天市場の「楽天スーパーSALE」などの開催時期には、保存水が値下げされるケースも多いです。さらに、ポイント還元率が高くなる日を狙ってまとめ買いをすれば、実質的なコストを大幅に下げられます。
Amazonの公式アプリには、ウォッチリストに入れた商品のセール通知を受け取れる機能があります。上手に活用しつつ、保存水を安く手に入れましょう。
ふるさと納税の返礼品を活用する
実質的な負担額を抑えたい場合は、「ふるさと納税」の活用も検討してください。自治体によっては、防災備蓄品を返礼品として提供するケースもあります。
7,000円や10,000円の寄付で「2リットル×6本」「500ml×24本」などの保存水を受け取れます。
ふるさと納税であれば翌年の税金が控除されるため、家計へのダメージを抑えつつ備蓄水を確保できます。重い水を配送してもらえるメリットもあり、一石二鳥です。
保存水は値段・保存期間・量を考慮して購入しよう!
保存水は命を守る最優先アイテムですが、それだけで災害後を避難生活を乗り切るのは難しいです。大規模災害が発生した場合、3日間は人命救助に人員が割かれるため、物資の提供が遅れるケースもあります。
※参考:内閣府 防災情報|大規模地震の発生に伴う帰宅困難者等対策のガイドライン
ライフラインの断絶が数週間続く恐れもあるため、少なくとも3日~1週間は自力で乗り切る準備が求められます。
ただし、保存水は一般的なミネラルウォーターより高額です。保存期間が長いほど価格は高くなるため、コストも重視する人は、保存水の中で最も短い「保存期間5年」を検討しましょう。
さらに、保存水の備蓄量は1人1日あたり3リットルが目安です。値段・期間・量を考慮して、予算内に収まるか試算してみてください。
保存水の備蓄量については、以下の記事で詳しく解説しています。



