備蓄水の置き場所はココ!マンション・戸建て別に最適な場所を徹底解説

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家族全員分の水を確保したいけれど、置く場所がなくて困っている」「ベランダや車の中に置いても大丈夫なのか不安」といった悩みを抱えていませんか。

水の備蓄は重要ですが、2Lのペットボトルを何箱も保管するにはかなりのスペースが必要です。さらに、間違った場所に置くと、水質が悪化したり、災害時に取り出せなくなったりするリスクもあります。

マンションと戸建て、それぞれの特性に合わせた「デッドスペース」を活用すれば、生活空間を圧迫せずに十分な量を備蓄可能です。本記事では、住宅タイプ別の最適な置き場所と、水を安全に長持ちさせるための保管ルールを徹底解説します

この記事を読めば、自宅の隠れた収納スペースに気づき、見た目もすっきりと片付いた状態で、災害対策を整えられます。

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置き場所を決める前に備蓄水の目安量を知ろう!

置き場所を決める前に備蓄水の目安量を知ろう!

備蓄水に必要な量は次のとおりです。

備蓄水の推奨量

  • 1人1日あたり3L
  • 最低3日分を用意する(9L/人)

この量は、人間が生命を維持するために摂取すべき水分に加え、非常食(アルファ米など)の調理に必要な最低限の水を含んでいます。3日分とは、災害発生からライフラインの復旧や救援物資の到着までに要する時間の目安です。

また、「飲む水」と「使う水(生活用水)」を明確に区別して考える必要があります。上記の目安はあくまでも飲用・調理用であり、手洗いやトイレ用の水は含まれていません。

災害時に断水した場合、トイレを1回流すだけでも数リットルの水が必要です。貴重なミネラルウォーターをトイレや掃除に使うと、すぐに備蓄が底をついてしまいます。

そのため、飲料用のペットボトルとは別に、ポリタンクに水道水を汲み置きしたり、浴槽に常に水を張っておいたり、生活用水を確保する対策も検討しましょう。

備蓄水の置き場所で守るべき基本条件

備蓄水の置き場所で守るべき基本条件

備蓄水の置き場所を決める際は、次項の基本条件も考慮してください。条件を守らなければ、水の劣化を早める恐れがあります。

保管場所の条件

備蓄水の保管場所として適切な条件は次のとおりです。

備蓄水を保管する場所の条件

  • 直射日光の当たらない冷暗所
  • 高温多湿を避けられる
  • 周辺に尖ったもの、臭いの強いものがない

直射日光が当たる」「高温・多湿」などの環境は、水の劣化を早める恐れがあります。記載された賞味期限より早い段階で飲用できなくなる可能性もあるので注意してください。

また、周辺に尖ったものがあると、地震の揺れで容器が破損するリスクもあります。強い臭いのするもの(ガソリンや芳香剤など)がある場合、臭い移りも懸念されます。

備蓄水は、ガレージやクローゼット、床下収納など環境を維持できる場所に保管しましょう。

耐荷重を考慮する

大量の水を備蓄する際、忘れてはならないのが「床や天板の耐荷重」です。備蓄水はケース入りで販売されることが一般的で、2Lペットボトル6本入りの箱は約12kgにもなります。これを1箇所に何箱も積み上げると、床に局所的な負荷がかかり続けます。

特に古い木造住宅や、簡易的な棚、ロフトなどは、過度な重量に耐えられず、床が歪んだり抜けたりする恐れがあります。マンションの床は比較的頑丈ですが、それでもピアノや本棚など重量物の近くに集中的に水を置くのは避けるべきです。

リスクを分散させるためにも、すべての水を1箇所にタワーのように積み上げるのではなく、複数の場所に小分けにして置く工夫が必要です。重量を分散させれば、床への負担を減らし、家屋のダメージを防げます。

いざという時のために複数箇所へ分散させる

災害時のリスクヘッジとして、「分散収納」もおすすめです。家の中の1箇所だけにすべての水を保管していると、被災による家屋の破損ですべての水を失う可能性があります

たとえば、地震で家具が倒れて部屋のドアが開かなくなったり、1階が浸水して収納庫が水没したりするケースが想定されます。もし水を1箇所にまとめていたら、その時点で水へのアクセスが断たれます。

キッチン、寝室、玄関、2階の部屋など、エリアをわけて収納すれば、家の一部が損壊しても残りの備蓄で生活をつなげます。

また、寝室に水を置いておけば、夜間の発災時に閉じ込められたとしても、救助を待つ間の水分補給が可能です。分散させることは、単なる収納術ではなく、生存率を高めるための防災戦略と言えます。

【マンション編】備蓄水の置き場所おすすめ4選

【マンション編】備蓄水の置き場所おすすめ4選

マンションの各戸における、備蓄水の置き場所のおすすめスポットを4つご紹介します。自宅の間取りと照らし合わせつつ、最適な保管場所を見つけましょう。

マンションの置き場所① 玄関のシューズボックスや収納

マンションにおいて、玄関は優先すべき保管場所の一つです。理由は「避難時の持ち出しやすさ」にあります。自宅から退避する際、玄関に水があれば、靴を履くついでにサッと持ち出せます。

シューズボックスの下段や、普段使わない靴のスペースを活用しましょう。2リットルのボトルが入らない場合でも、500mlボトルなら隙間に数本収納できます

また、玄関は家の中でも比較的温度変化が少なく、直射日光が入りにくい構造になっていることが多いため、水の保管環境としても適しています。さらに、帰宅直後や外出時にローリングストック(日常消費)として持ち出しやすいという利便性もあります。

マンションの置き場所② キッチンのシンク下やパントリー

キッチンは水を消費する中心地であり、ローリングストックを実践する上で最適です。

マンションの場合、全体の収納スペースは規格化されているため、窮屈に感じるケースがあるかもしれません。しかし、キッチン周りはシンク下や吊り棚など、他のスペースより収納が多く確保されるため、隙間スペースに備蓄水(500mlや2Lなど)を収納しやすい環境です

シンクの下やパントリー(食品庫)の最下段に収納スペースを確保すれば、調理や飲用のためにスムーズに取り出せます。

ただし、注意点もあります。シンク下は排水管が通っており湿気がこもりやすいため、除湿剤を一緒に置くなどの対策が必要です。

マンションの置き場所③ クローゼットや押入れの空きスペース

居室にあるクローゼットや和室の押入れは、まとまった量の水を保管するのに適しています。特に奥行きのある押入れは、奥側に備蓄水を配置し手前に普段使う布団や衣装ケースを置くことで、デッドスペースを有効活用できます。

ここでのポイントは、重量のある水をキャスター付きの台車に乗せて収納することです。奥にしまった重い水も、台車があれば掃除や在庫確認の際に簡単に引き出せます。

また、寝室のクローゼットに備蓄すれば、夜間の被災時にすぐに水を確保できる安心感にもつながります。

マンションの置き場所④ ベッド下のデッドスペース

ベッド下は直射日光が当たらず、日常生活の邪魔にもならない収納スペースです

高さのあるベッドフレームを使用している場合、床との間に衣装ケースや段ボールが入る隙間があります。2Lのペットボトルを横に寝かせたり、高さの低い収納ボックスに入れたりして保管できます。

ただし、埃が溜まりやすいため、購入時のダンボールや蓋付きのケースに入れて保管しましょう。寝ている場所のすぐ下に備蓄水があれば、就寝中に被災して動けなくなった場合の命綱としても機能します。

【戸建て編】備蓄水の置き場所おすすめ4選

【戸建て編】備蓄水の置き場所おすすめ4選

戸建ては、収納スペースの自由度が高いものの、日用品のストックやレジャー用品、オフシーズンの家電など、荷物で圧迫されがちです。

しかし、備蓄水は分散収納できるため、デッドスペースを活用すれば家族に必要な水を確保できます。次項では、戸建てにおすすめの収納スペースを4つ、収納方法と併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

戸建ての置き場所① 所キッチンの床下収納・パントリー

キッチンの床下収納は、直射日光が完全に遮断され、夏場でも比較的温度が上がりにくい「天然の冷暗所」といえる環境です。重い水を床下に収納すれば、居住スペースを圧迫せず、見た目もすっきりします。

ただし、床下は湿気が溜まりやすい場所です。段ボールのまま入れると湿気を吸ってカビが発生したり、箱の強度が落ちたりする恐れがあります。プラスチック製のケースに移し替えるか、定期的に蓋を開けて換気を行うメンテナンスが必要です。

戸建ての置き場所② 階段下の収納スペース

階段下は直射日光が当たらないため、備蓄水の保管場所に適しています。

奥の方や天井が低くなっているデッドスペースに、長期保存用の水を積み重ねて置いておきます。手前には掃除機や日用品を置けば、普段の生活で邪魔になることもありません。

また、階段下は家の中心付近にあることが多く、構造的に柱や壁で補強されているため、地震時の倒壊リスクも比較的低いエリアとされています。頑丈で取り出しやすい場所として、メインの備蓄庫にすることをおすすめします。

ただし、空気が循環しづらいので、定期的に換気して湿気を取り除きましょう。

戸建ての置き場所③ 普段使わない納戸や物置

1階の納戸や、季節用品をしまっているサービスルームも、大量備蓄に適した場所です。生活動線から外れているため、数十リットル単位の水を置いても日常の妨げになりづらいでしょう

また、屋外に設置した物置も候補に入りますが、温度管理が課題です。断熱材入りの物置を選ぶか、発泡スチロールの箱に入れて保管するなど、温度変化を和らげる工夫が欠かせません。

屋外物置に備蓄しておけば、家屋が倒壊して中に入れなくなった場合でも、外部から水を取り出せるという大きなメリットがあります。リスク分散の一環として、室内と屋外の両方に備蓄することをおすすめします。

戸建ての置き場所④ ガレージや車の中

車を所有している場合、ガレージや車のトランクも貴重な備蓄スペースになります。外出先で被災し帰宅困難になった場合や、車中泊避難をする際に積んでおいた水が重宝します

ただし、車内は真夏に50度を超える高温になる過酷な環境です。通常のペットボトルでは変形したり、水から異臭がしたりするリスクがあります

車に積む場合は、「アルミ缶」や「車載用」などの備蓄専用の水もしくはタンクを選んでください。ガレージの棚に置く場合も、シャッターの開閉による温度変化や盗難リスクを考慮し、中身が見えないボックスに入れて保管するのが賢明です。

備蓄水を上手に管理するローリングストックも実践しよう

備蓄水を上手に管理するローリングストックも実践しよう

ローリングストックとは、備蓄品を定期的に消費し、新しい備蓄品へと買い替える方法です。賞味期限が過ぎるリスクを抑えつつ、日常的に防災への意識を高められます。

「家族全員で防災意識を高めたい」「備蓄品のストック・状態を把握したい」といった場合は、ぜひ実践してみてください。

水道水と長期保存水の保存期間を知ろう

備蓄水を管理するうえで、水の種類による保存期間の違いは頭に入れておく必要があります。

賞味期限の目安

  • ボトリングした水道水  :3~7日
  • 市販のミネラルウォーター:1~2年
  • 長期保存水       :5~10年

水道水には塩素(カルキ)が含まれており殺菌効果がありますが、常温保存では3日、冷蔵庫では7日が飲用可能な限界です。

これらを混同すると、「いざ飲もうとしたら期限切れ」「水道水が腐っていた」という事態になりかねません。長期保存水は奥にしまい、普通の水や水道水はこまめに入れ替えるという使い分けが必要です。

ローリングストックの実践方法

ローリングストックを実践する手順を見ていきましょう。

ローリングストックの手順

  1. 備蓄水の保管
  2. 賞味期限をチェック
  3. 賞味期限の近いものから消費する
  4. 新しい備蓄水を補充する

備蓄水の鮮度を保つための最適な手法が「ローリングストック(循環備蓄)」です。スーパーで購入した通常のミネラルウォーターでも、この方法なら常に新しい賞味期限のものが手元にある状態を維持できます

賞味期限の管理方法とコツ

ローリングストックをしていても、奥にしまった長期保存水の期限管理はおろそかになりがちです。期限切れを防ぐために、視覚的な工夫とデジタルの活用をおすすめします。

管理のコツ

  • ダンボールの外側に賞味期限を大きく記載しておく
  • 古いものを手前に、新しいものは奥に置く
  • スマートフォンのリマインダー昨日を使い、賞味期限の通知が来るよう設定する

防災の日(9月1日)や大掃除の時期など、年に1回か2回、「備蓄点検の日」を決めて家族で在庫チェックを行うのも有効な習慣です。期限が近い水は、料理やお茶に使って消費し、新しい水へと更新してください。

賞味期限が切れた備蓄水の活用方法は、以下の記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

期限切れの備蓄水は捨てないで!飲用から掃除まで無駄にしない活用法まとめ

期限切れの備蓄水が飲めるかどうか確認する方法、生活用水としての活用方法を解説します。備蓄のコツも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

備蓄水にはウォーターサーバーもおすすめ

置き場所や管理の手間を解決する手段として、ウォーターサーバーの導入もおすすめです。

ウォーターサーバーがおすすめの理由

  • 12Lの大型ボトルを2~3本ストックできる
  • 水は定期配送されるため、新鮮な水を常に備蓄できる
  • 電気がなくても使用できる「レバー式」「コック式」などのサーバーもある

サーバー本体の設置スペース(A4用紙2枚分程度)、予備ボトルの保管スペースは必要ですが、段ボール箱を積み上げるよりも見た目がスマートで、日常生活でも活用できます。「普段遣いできる備蓄がほしい」「管理が面倒」という人にとっては、もっとも合理的で手軽な手段といえます。

まずは1日分の備蓄水を購入して正しく保管しよう!

備蓄水の置き場所は、マンションなら「分散収納」、戸建てなら「デッドスペースの活用」がポイントです。直射日光と高温を避け、重量を分散させて配置することで、安全かつ衛生的に水を保管できます。

備蓄が初めての人は、まずは1日分の備蓄からスタートしましょう。必要量のボリュームや収納スペースの目安を把握しやすくなります。

1日分の備蓄量は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

災害用の備蓄水は一人当たりどれくらい必要?量・選び方・保管方法のまとめ

災害用の備蓄水は一人当たりどのくらいの量なのか、推奨される備蓄量を解説します。備蓄水の選び方、保管方法も解説するので、購入を検討中の際はぜひ参考にしてみてくだ…

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