【2026年】避難所向け一人用テントおすすめ8選!実用的な選び方と注意点

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大地震や台風などの災害時、自宅を離れて避難所で過ごすことになったら、どのような環境か想像できますか。見知らぬ人たちと体育館や公民館で雑魚寝をする生活は、想像以上に過酷です。

プライバシーが全くない空間では、肉体的な疲労よりも精神的なストレスが先に来てしまいます。そんなとき、自分だけの空間を作れる「一人用テント」があれば、心と体を守る大きな盾となるでしょう。

2026年現在、防災に特化した避難所向けのコンパクトな一人用テントが販売されています。この記事では、防災の観点から厳選した、避難所向け一人用テントおすすめ8選をご紹介します

有効活用できる一人用テント選び方テント活用時の注意点も解説するので、家族の安心を守る備えの参考にしてください。

避難所生活のリアルを想像することで、あなたや家族に必要な防災用品がなにか見えてくるはずです。

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目次

避難所向けの一人用テントは必要?

避難所向けの一人用テントは必要?

一人用テントなんで大げさなものは本当に必要?」と考えるかもしれません。実際、テレビなどで見る避難所の映像では、テントを見かけることも少ないでしょう。

しかし、過去の震災では、「プライバシー問題」が想像以上に深刻で、各自治体でも対策が進められています。

もちろん、避難所のルールに従う必要はあります。テントが設置OKな場合、一人用テントがあった方が「ストレス軽減」「プライバシー確保」など非常に役にたちます

次項では、一人用テントのメリットや必要性について解説するので、防災備蓄を始める際はぜひ参考にしてください。

一人用テントはプライバシーと心を守るアイテム

災害が発生して避難所に逃げた際、苦痛となるのが「プライバシーの欠如」。避難所となる施設では、一人あたりのスペースが畳1枚分しかなく、周囲との仕切りもありません。

ただでさえ被災のショックで不安な中、常に他人の目にさらされる環境では「話し声が気になった眠れない」「人の目が気になって着替えが難しい」などの問題が発生します。

※参考:朝日新聞GLOBE+

そこで活躍するのが、一人用テントです。

一人用テントのメリット

  • チャックを閉めるだけで完全に視界が遮られ、ホッと一息つける「自分だけの空間」が完成
  • 最小限のスペースに設置できる
  • コンパクトで持ち運びに対応したモデルもあり、自宅で備蓄しやすい


着替えや授乳、あるいはただ泣きたいときなど、周囲を気にせず過ごせる空間があるだけで、心の平穏は大きく保たれます。

精神的なストレスを防ぎ、少しでも快適な環境を手に入れるため、物理的に視線を遮る一人用テントは必要な避難グッズです。

インフルエンザなどの「感染症対策」や「防犯対策」としても活躍

避難所の一人用テントは、プライバシーの保護だけでなく「感染症対策」や「防犯対策」の面でも重要な役割を果たします。

大勢の人が密集する避難所は衛生環境が悪化しやすく、インフルエンザなどの感染症が拡大するリスクもあります。

また、過去の震災では、避難所における窃盗や性被害などの犯罪も少なからず発生していました。

※参考:東洋経済オンライン

こうした被害への対策として、一人用テントが活躍します。

テントの生地が物理的な壁となり、咳やくしゃみなどの飛沫を遮断。もちろん、完全に防げるわけではありませんが、マスクなどの物資がない環境において、予防につながる対策です。

犯罪被害に対しても、「貴重品や荷物をテントの中に隠す」「着替えをのぞかれないようにする」など対策できます。

健康と安全を同時に確保するため、避難所生活に一人用テントは必要なアイテムです。

避難所で使う「一人用テント」実用的な選び方

避難所で使う「一人用テント」実用的な選び方

避難所へ持ち込む一人用テントは、キャンプ用と同じ基準で選ぶと失敗します。屋外の土の上ではなく、「体育館の硬い床の上で使う」「他人との距離が近い」など、特殊な環境を想定しなければなりません。

いざというときに後悔しないため、購入前に必ずチェックすべき4つの必須条件を詳しく解説します。

選び方① ペグ(杭)が打てない床でも自立する「ポップアップ式」

避難所向けのテントを選ぶ際は、ペグ(杭)が打てない床でも自立する「ポップアップ式」や「ワンタッチ式」を選びましょう。

防災テント(一人用)のタイプ

  • ポップアップ式:収納袋から出すと、ポンッと広がって設営できる
  • ワンタッチ式 :傘を広げるように、ワンタッチ(ワンアクション)で設営できる

体育館や公民館の床には、テントを固定するための杭を打ち込めません。もし複雑な骨組みを通すタイプや、ロープで引っ張らないと立たないテントを選んでしまうと、避難所では使い物になりません。

ポップアップ式なら、収納袋から出してパッと広げるだけで、数秒でテントが自立します。ワンタッチ式も同様、傘のように広げるだけで簡単に設営でき、力のない女性や高齢者でもストレスなく扱えます。

また、キャンプ用のテントはサイズが大きく、避難所のスペースで展開できないでしょう。

災害時用であることを念頭に、購入時は「自立型」で「ペグ打ち不要」であることを必ず確認してください。

選び方② スペースを取りすぎず、シルエットが透けない「暗めの色」

テントの色や素材を選ぶときは、シルエットが透けない「暗めの色」で「遮光性が高い生地」がおすすめです。

明るい黄色や薄いピンクなどのテントは、中にいる人の影が外に透けやすくなります。これでは、着替えをしている最中のシルエットが丸見えになり、プライバシーを保護しきれません

また、夜間の避難所は、防犯のために常夜灯が点いており、薄い生地だと眩しくて眠れない問題も発生します。

そのため、ネイビーやカーキ、あるいは裏面にシルバーコーティングが施された遮光仕様のテントがおすすめです。中が暗く保たれることで、日中でも睡眠をとりやすく、ストレス軽減や体力を回復につながります。

外からの視線と光を完全にシャットアウトできる、安心感の高い素材と色を選びましょう。

選び方③ 熱気や湿気がこもらないよう「メッシュ窓」があるか

避難所向けの一人用テントは、必ず「メッシュ窓」が付いているかを確認してください。

テントの中は密閉空間になるため、人が入っているだけで熱気や湿気がこもります。停電により避難所のエアコン・扇風機などが稼働しない場合、熱中症のリスクが高まります

メッシュ窓があれば、外からの視線をある程度遮りつつも、テント内の換気が可能です。できれば、入り口だけでなく側面や天井にも窓がある「複数窓タイプ」を選ぶと、風の通り道ができてより快適でしょう。

体調を崩しやすい被災下において、テント内の温度調節は健康維持に直結する重要なポイントです。購入前に商品画像をよく確認し、換気機能が充実しているかを忘れないようにしましょう。

選び方④ 持ち運びやすい軽量&コンパクトタイプ

避難所に持ち込むテントは、防災リュックと一緒に運べるよう「軽量でコンパクト」なタイプを選んでください。

災害時は、水や食料などの重い荷物を背負い、瓦礫や段差の多い道を歩いて避難所へ向かう必要があります。もし大きく重いファミリー用テントを選んでしまうと、それだけで体力を奪われ、避難行動が遅れる原因になりかねません

さらに、避難所のスペースは限られており、大きすぎるテントを広げると他の被災者の居場所を奪います。トラブルは心身へのストレスにつながるほか、周囲への迷惑にもなります。

そのため、以下の特徴があるコンパクトなテントを選びましょう。

コンパクトな一人用テントの特徴

  • 収納時は直径60~70cm程度
  • 重さ2~3㎏以内に収まる
  • 縦型、横型どちらも使える2Wayタイプ

2Wayタイプは着替えや就寝時など、多用途に使えるため、スペースの限られる避難所におすすめです。

また、肩掛けベルトが付いた収納袋入りのものであれば、両手が空いて安全に避難できます。

周囲への配慮と自身の機動力を保つため、コンパクトサイズのテントを選びましょう。

避難所向け一人用テントおすすめ8選

避難所向け一人用テントおすすめ8選

ここからは、厳選した「避難所向け一人用テントおすすめ8選」を紹介します。概要・特徴と併せて解説するので、避難計画や予算、性別・年齢などにマッチしたテントを見つけてみてください。

おすすめ① 【ブレイン】CAPSULE TENT BR-988

株式会社ブレインの「カプセルテント BR-988」は、防災グッズ大賞の受賞歴もある非常に実用的な一人用テント。トイレ・着替え・プライベートの3Way仕様で、限られたスペースを有効活用できるモデルです。

参考価格5,980円
テントのタイプワンタッチ式
展開時のサイズ約210×85×85cm
収納時のサイズ直径約65cm
重さ約2.8kg
窓の有無あり
遮光性-
テント内の透け対策-
※価格は税込み
※2026年6月時点


最大の特徴は、縦置きと横置きの両方の仕様で使えることです。

縦に置けば簡易トイレや更衣室横に倒せば身長180cmの男性でも寝転がれる就寝スペースへと早変わり。テント内部には、メッシュ小窓やトイレットペーパーホルダーなどが備え付けられ、用途に合わせて使い分けられます。

また、収納時はコンパクトな円盤状になり、約2.8kgと軽量なため、肩にかけて簡単に持ち運べるのも魅力です。

避難所の狭いスペースでも状況に合わせて形を変えられるため、「家族のプライバシーを守りたい」「子どもが安心できるスペースがほしい」などのニーズに応えてくれるでしょう。

おすすめ② 【innhom】 着替えテント

innhomの着替えテントは、コストパフォーマンスに優れた縦型のポップアップテントです。袋から取り出すだけでパッと一瞬で広がり、誰でも簡単に設営できるのが魅力。

参考価格3,999円
テントのタイプワンタッチ式
展開時のサイズ約190x120x120cm
収納時のサイズ約58x58x3cm
重さ約2.5㎏
窓の有無あり
遮光性あり(紫外線90%カット)
テントの透け対策あり
※価格は税込み
※2026年6月時点

テントの内側にはシルバーコーティングが施されており、遮光性が高く、日差しや外からの視線をシャットアウトできます

さらに、1つのドアと3つのメッシュ窓があり、通気性も確保されているため、夏の熱中症対策にも優れています。内側には大型の収納袋も備え付けられているので、「トイレ用」「シャワー用」など、ほかの用途にも利用しやすいでしょう。

普段はキャンプ用として使いつつ、非常時にはプライベート空間としても活用できる、お手頃価格の一人用テントです。

おすすめ③ 【キングジム】防災テント BTN100

事務用品メーカーのキングジムが手掛ける「防災テント BTN100」は、細部まで配慮が行き届いた、防災特化の高品質テントです。こちらも縦横2Wayで使える仕様で、生地には透けにくいシルバーコーティングが採用されています。

参考価格12,100円
テントのタイプポップアップ式
展開時のサイズ約 200 × 105 × 105cm
収納時のサイズ約 Φ66×4(D)cm
重さ約2.3kg
窓の有無あり
遮光性あり
テント内の透け対策あり
※価格は税込み
※2026年6月時点


BTN100は、避難所での使い勝手が追求され、内側にはトイレットペーパーホルダーやランタンを吊るすフックが標準装備。さらに、外側には「使用中」などの紙を入れられるA4クリアポケットが付いており、誤って開けられるトラブルを防げます。

また、他の2Wayタイプのテントより展開時の幅が広く作られているため、子どもと一緒に眠るスペースも確保できます

「プライバシー保護」「使い勝手」「多用途」など、被災時に欲しい機能が一つに詰まった一人用テントです。

おすすめ④ 【山善】2Wayテント YTYー215OR

家電やアウトドア用品で有名な山善(YAMAZEN)の「タテ・ヨコどっちもテント YTY-215OR」。商品名の通り、縦置きで着替え・トイレ用、横置きで就寝用として自由に使い分けられる便利な2Way仕様です。

参考価格5,478円
テントのタイプワンタッチ式
展開時のサイズ約90×90×215cm
収納時のサイズ直径約60cm
重さ約2.5kg
窓の有無あり
遮光性-
テント内の透け対策-
※価格は税込み
※2026年6月時点

内側から開閉できる小窓が2か所に付いており、こもりがちな熱気や湿気を逃がして快適な空間を保てます。内部には小物をかけられるベルトも装備されており、メガネやスマホなどの避難所での置き場に困るアイテムを収納可能。

また、約2.5kgと非常に軽量で、使わないときは直径約60cmの平らな円状に収まるため、自宅の限られたスペースにも収納しやすいでしょう。

コストを抑えて、高機能な防災テントを求める人におすすめしたい商品です。

おすすめ⑤ 【山善】ポップアップテント PATC-150

同じく山善から販売されている「パッとサッとサンシェード キューブ PATC-150」は、居住性の高さが特徴のテント。傘のように広げてジョイント部分を引っ張るだけで、約10秒で簡単に設営できるワンタッチ構造が採用された利便性の高さが魅力です。

※設営時間は目安であり、メーカー発表の数値です。

参考価格7,990円
テントのタイプポップアップ式
展開時のサイズ幅143×奥行177×高さ115cm
収納時のサイズ幅12×奥行13×長さ94cm
重さ約2.7kg
窓の有無あり
遮光性あり
※遮光率:98.77%
テント内の透け対策-
※価格は税込み
※2026年6月時点

PATC-150は、一般的なドーム・縦型とは異なりキューブ(立方体)状に立ち上がるため、テント内の頭上空間に圧迫感がありません

正面の玄関部分(メインパネル)はフルオープンできるほか、サイドには小窓もあります。フルクローズすればプライバシーを守れ、開ければ風通しの良さを確保できます。

ただし、展開時の広さは畳1.7畳分ほどあり、避難所によってはスペースを圧迫するかもしれません。国のガイドラインでは、避難所のスペースは「1人あたり約2畳(3.5㎡)」とされていますが、自治体によって差があるので注意してください。

「居住空間やプライベート空間を大事にしたい」「子どもが安心できる空間を作りたい」といった場合におすすめのテントです。

おすすめ⑥ 【PYKES PEAK】ポップアップ テント

PYKES PEAK(パイクスピーク)のポップアップテントは、スマートなデザインと機能性を兼ね備えた一人用の防災テントです。カラーバリエーションが豊富で、避難所の重苦しい環境でも少しだけ気分を明るくしてくれるでしょう。

参考価格5,480円
テントのタイプポップアップ式
展開時のサイズ約190×90×90cm
収納時のサイズ直径59cm
重さ約2.4㎏
窓の有無あり
遮光性あり
テント内の透け対策あり
※価格は税込み
※2026年6月時点

PYKES PEAK(パイクスピーク)のポップアップテントは、キャンプだけでなく、防災も考慮された便利な機能が搭載されています。

生地はUVカット対応かつ、透けにくいため、屋内外で活用しやすいことが特徴。さらに、テント内にはランタンフックや小窓、大きな4口ポケットなどもあり、多用途での活用が考慮されています。

普段は海や公園でのレジャー用として使いつつ、いざというときの防災用にも活用したい人におすすめです。

おすすめ⑦ 【DANIEL】ワンタッチテント

DANIELのワンタッチテントは、横置き専用のドーム型テントで、睡眠時の快適さを最優先に考えた商品です。
上部にあるハブを押し下げるだけで、まるで傘を開くように骨組みがロックされ、簡単に自立します。

参考価格5,986円
テントのタイプワンタッチ式
展開時のサイズ高さ125 x 幅200 x 奥行150cm
収納時のサイズ直径約60cm×厚さ8.5cm
重さ約2.1㎏
窓の有無あり
遮光性あり
※UVカット率95%
テント内の透け対策-
※価格は税込み
※2026年6月時点


ドアと窓には目の細かいメッシュスクリーンが採用され、蚊やハエなどの害虫の侵入を防ぎます。どちらもフルクローズできるため、人同士の距離感が近い避難所でもプライバシーを守りやすいでしょう

また、床面積が広く設計されているため、防災エアマットや寝袋を敷いても余裕があり、足を伸ばして休息をとれます。睡眠の質を確保し、避難生活の疲労を確実に回復させたい人におすすめのテントです。

おすすめ⑧ 【ユニバーサルstore】ポップアップテント

ユニバーサルstoreのポップアップテントは、無駄を省いたシンプルな設計と圧倒的な軽さが特徴。重量がわずか約1.4kgしかなく、防災リュックと一緒に持ち歩いても負担を感じさせない軽量モデルです。

参考価格3,980円
テントのタイプポップアップ式
展開時のサイズ高さ約120 × 幅200 × 奥行150cm
収納時のサイズ約直径60×厚さ2.5cm
重さ約1.4kg
窓の有無あり
遮光性あり
※UVカット率最大99%
テント内の透け対策-
※価格は税込み
※2026年6月時点

広げると幅200cm×奥行き150cmのスペースがあり、大人1人がゆったりと寝転がれる広さを確保できます。背面には大きなモスキートネット(蚊帳)が装備され、虫の侵入を防ぎながら涼しい風を取り込めます。

収納時は専用のキャリーバッグに収まるほか、厚さ約2.5cmの薄型設計。車のトランクの隙間や自宅のデッドスペースなどに保管しやすいのも嬉しいポイントです

「レジャー用(フェスやアウトドア)にも併用したい」「子どもと一緒に入れるモデルがほしい」といった人は、ユニバーサルstoreのポップアップテントを検討してみましょう。

避難所向け一人用テントのルールと注意点

避難所向け一人用テントのルールと注意点

「避難所にテントを持っていけば安心」と考えるのは少し危険です。

大勢の人が身を寄せる避難所では、個人の自由よりも全体への配慮やルールが優先されます。良かれと思って持ち込んだテントが、かえってトラブルの火種になってしまうケースも珍しくありません。

ここでは、実際の避難所で起こりうる、テント利用に関するルールと注意点を解説します。

注意点①:避難所によっては「個人のテント持ち込み禁止」の場合がある

避難所にテントを持ち込む際、もっとも注意すべきは「個人のテント設営は禁止」のケースがあることです。

2024年の能登半島地震などの教訓からも、避難所には想定を超える人数が殺到しました。このため、公平なスペース配分を理由に、自治体が用意した段ボールパーテーションしか使用を認めないケースがあります。

たとえば、東京都世田谷区では、テント設営に関し以下の規定が設けられています。

(3)テントの使用はできません

テントのフレームの先端やペグが体育館の床、校庭を傷つけてしまう恐れがあることや、限られた避難所のスペースをたくさんの避難者の方と共有していただく観点から、体育館、教室、廊下、昇降口、校庭など学校の敷地内でのテントの使用はお断りしています。持ち込まれても使用はできません。

※引用:避難所での避難生活のルール | 世田谷区公式ホームページ

「せっかく買ったのに使えない」という事態を防ぐため、自分の住む自治体の防災ガイドラインを確認しておきましょう。

また、使用許可が下りる場合であっても、設営に関して避難所への相談・確認は必須です

状況によっては使えないリスクがあることを理解し、状況に応じた柔軟な対応ができるよう備えてください。

注意点②:避難所の個人スペースが不足して設置できないリスク

「一人用テント設置可」の避難所であっても、スペースが足らず設置できない可能性もあります。

国が定める防災ガイドラインでは、「一人当たりの生活スペースは最低3.5㎡」と記述されています。しかし、すべての避難所において、これだけのスペースを確保とは限りません。

※参考:内閣府|1 避難所の設置

被災者の数が多ければ、一人当たりに割り当てられるスペースも制限されます。コンパクトな一人用テントであっても、設置できないかもしれません。

一人用テント購入時は、最寄りの避難所の広さも確認し、設置できるスペースを確保できるか想定したうえで判断しましょう。

避難所での一人用テントに関してよくある質問

避難所での一人用テントに関してよくある質問

初めて防災用のテントを購入する際、「家族が多い場合はどうすればいい?」「床にはなにか敷く?」といった疑問が湧いてくるものです。

避難所の特殊な環境下での使い勝手を知らないと、テントのメリットや利便性を十分に活かしきれません。

ここでは、避難所での一人用テントに関するよくある質問と回答をご紹介します。不安を解消して、自信を持って備えを進めましょう。

よくある質問① 世帯人数が多い場合、大きなテント1つと一人用テント複数、どちらが良い?

避難所用のテントは、「一人用を1つ」がおすすめです。

世帯人数が多くても、大型のキャンプ用テントは推奨できません。避難所のスペースは限られており、大型テントの設置を拒否される可能性があります

また、「小型テント設置OK」の避難所であっても、被災者の数が多ければ世帯人数分のテントは設置できないでしょう

「着替え用」「子どもの就寝用」など用途が定まっていれば、テントは「一人用を1つ」で十分です。

なにより、「大型テント」「世帯人数分の一人用テント」は持ち運びが大変で、避難行動の観点からも推奨できません。

非常時を想定した場合、避難所に持っていくのは、「一人用テントを1つ」がおすすめです。

よくある質問② 一人用テントの下に敷くマットは必要?

一人用テントを「避難所の就寝用」として使用する場合、テントの下に敷く「防災マット」は必要です

避難所向けのポップアップテントは、持ち運びやすさを重視しているため、底面の生地がペラペラで非常に薄く作られています。そのまま体育館の硬い床に敷いて寝転がると、背中が痛くて眠れないだけでなく、床からの冷気で体温を奪われます

こうした事態を防ぐため、アルミ蒸着された銀マットや、空気で膨らむ防災エアマットなどもセットで備蓄しましょう。

テントとマットの2つがそろって初めて、安全で快適な休息空間が完成します。

おすすめの防災用マット(エアーマット)は、以下の記事で紹介しています。

防災エアーマットは必要?持たないリスクとおすすめ5選

防災エアーマットの必要性と選び方、おすすめ商品5選をご紹介します。エアーマットの落とし穴(注意点)も解説するので、購入を決めた際はぜひ参考にしてください。

避難所向け一人用テントは「実際に使うイメージ」を具体化させて購入しよう!

避難所で使う一人用テントは、「プライバシー保護」「ストレス軽減」「犯罪の抑止」など優れたメリットのある防災用品です。1つ購入しておけば、家族の安心を守りやすくなるでしょう。

しかし、「とりあえず買っておけば安心」とは限りません。「どのような用途で使うのか」「どんなシーンで活躍するのか」などをイメージしなければ、テントを有効活用できない恐れがあります

たとえば、「妻や子どもの着替え用に使う」「子どもの就寝用に使う」など活用シーンを具体化させましょう。イメージが固まれば、「透けない生地を買おう」「マットとセットで買っておこう」など、実用的な防災備蓄につながります。

防災への備えは総合力が重要です。なにが必要なのかを具体化させ、家族を守る備蓄を完成させましょう。

以下の記事では、避難グッズのリストや備蓄のステップなどを解説しているので、ぜひ参考にしてください。

避難グッズとは?自宅備蓄の違いは?優先順位リストと備蓄の3ステップも解説

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