【2026年】防災テレビおすすめ6選!必要性と選び方も解説
「災害時の情報収集はスマートフォンがあれば十分では?」「わざわざ防災テレビ(ポータブルテレビ)を買う必要性を感じない」と考えていませんか。
現代においてスマホは強力な情報収集ツールです。しかし、大地震や台風などの大規模災害が発生した際は、インターネットに接続できない状況も想定されます。
こうした非常時に被害状況や危険区域などの情報を確実にキャッチするには、ラジオ・テレビの存在は欠かせません。
本記事では、2026年現在のスマホ事情も踏まえ、防災テレビが必要な理由と失敗しない選び方を解説します。さらに、おすすめモデル6選について、概要・特徴と併せて紹介するので、購入時はぜひ参考にしてください。
この記事を読めば、災害発生後に情報弱者となるリスクだけでなく、あなたや家族が災害の脅威から回避できる備えが完成します。
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防災テレビ(ポータブルテレビ)が災害時に必要な理由

スマホは情報収集に欠かせない端末ですが、災害時も平時と同様に使えるとは限りません。災害時だからこそ、防災テレビ(ポータブルテレビ)が活躍する理由、必要とされる理由について、次項から詳しく見ていきましょう。
理由① 大規模災害時はネットにつながらないリスク
大規模な災害が発生した場合、以下の理由でインターネットに接続できない恐れがあります。
大規模災害発生時にネットにつながらない理由
- 基地局(通信設備)の破損や停電
- 通信ケーブルの断線
- 災害情報を得たい人が大量にアクセスし、通信が混雑する
スマホは、基地局と呼ばれる通信設備に接続することで、インターネットにアクセスできる仕組みです。この基地局が災害の影響で破損したり、ケーブルが断線したりした場合、ネットにつながりません。
また、基地局が無事であっても、安否確認や情報収集のアクセスが殺到することで通信制限(輻輳)がかけられ、LINEやSNS、ニュースアプリの読み込みが難しいケースもあります。
実際に、2024年の能登半島地震においても、基地局の破損により通信できない状況に陥りました。
一方、テレビ放送は各家庭や機器が電波を直接受信する仕組みであるため、基地局の破損やアクセス集中の影響を受けません。ネットが遮断された状況において、防災テレビは災害情報を知る確実な情報インフラとなり得ます。
理由② 被害状況を映像で把握するメリット
映像による被害状況を確認できるメリットは次のとおりです。
被害状況を映像で把握するメリット
- 適切な避難行動につながりやすい
- 音声で聞き逃す情報を視覚的に得られる
- 精神的なストレスを緩和しやすい
災害時、自分たちがどのような状況に置かれているのか、周囲で何が起きているのかを視覚的に捉えることは、適切な避難判断に直結します。たとえば、河川の氾濫状況、火災の延焼方向、道路の寸断箇所などをヘリコプターからの空撮映像で確認できれば、より安全な避難ルートを選択できます。
さらに、画面に表示される詳細なハザードマップやテロップ情報は、音声だけでは聞き逃しやすい細かい地名や数字を正確に伝えてくれます。
また、ニュースキャスターの顔を見ながら情報を得る、子どもにアニメを見せるなど、精神的ストレスを和らげる心理的ケアとしても期待できるでしょう。
防災テレビ(ポータブルテレビ)の選び方4つの基準

防災テレビ(ポータブルテレビ)を選ぶ4つの基準を解説します。
ポータブルテレビには、製品・メーカーごとに多種多様なモデルがあり、必ずしも防災仕様に作られているとは限りません。災害発生時、あなたや家族をサポートできるモデルが購入できるよう、次項の選び方にも目を通しておきましょう。
選び方① 情報収集なら「ワンセグ」、画質重視なら「フルセグ」
防災テレビを選ぶ際、まず確認すべきはテレビ電波の受信方式です。主に「ワンセグ」と「フルセグ」の2種類があり、用途によって適したものが異なります。
それぞれの違いを項目別に見ていきましょう。
| 項目 | ワンセグ | フルセグ |
| 受信データ量 | 少ない | 多い |
| 安定性 | 高い | 低い |
| 音質 | 低い | 高い |
| バッテリー消費 | 少ない | 多い |
ワンセグは、画質が粗いものの少ないデータ量で電波を拾えます。移動中や建物の奥まった場所でも比較的安定して受信できるのが強み。災害時の情報収集を第一に考えるなら、電波に強いワンセグ対応モデルがおすすめです。
一方、フルセグは家庭のテレビと同じ高精細な映像を楽しめますが、受信環境にシビアです。電波状況に応じてフルセグとワンセグを自動で切り替えてくれる「自動切替機能」が搭載されたモデルを選ぶと、場所を問わず快適に視聴できるでしょう。
選び方② 乾電池・充電式・手回し・ACの「複数電源」を選ぶ
防災テレビを選ぶ際は、必ず「複数の給電方法(3WAY電源など)」に対応したモデルを選んでください。
内蔵バッテリー(充電式)のみの製品は、停電が長期化してバッテリーが尽きる使えません。避難生活の長期化を考慮する場合、「乾電池」で駆動するモデルを選びましょう。
これに加え、USB充電(モバイルバッテリーからの給電)や家庭用コンセント、手回し充電などの機能が搭載されていれば、避難時の状況に対応しやすくなります。
継続的に情報収集できるよう、複数電源タイプの防災テレビを選びましょう。
選び方③ FM/AMラジオ、LEDライト、SOSサイレンなどの有無
防災リュックの限られたスペースを有効活用するため、テレビ以外の機能が充実した「多機能モデル」を選びましょう。
一般的な防災仕様のポータブルテレビには「AM/FMラジオ機能」が搭載されていますが、ワイドFM(FM補完放送)に対応しているかを必ずチェックしてください。ワイドFM対応であれば、電波が入りにくい場所でもクリアな音質でAMラジオの番組を聴けます。
さらに、停電時の明かりとなる「LEDライト(懐中電灯)」や、瓦礫の下に閉じ込められた際に周囲に居場所を知らせる「SOSサイレン機能」など、防災に特化した機能の有無も確認しましょう。
多機能なモデルを選ぶと、用途別に防災用品を持ち歩く必要がなくなり、荷物を軽量化できます。
選び方④ 防水・防塵性能の有無
災害時は、台風や豪雨による水濡れ、崩れた建物の粉塵など、電子機器にとって過酷な環境にさらされます。そのため、「防水・防塵性能」を備えたモデルを選んでください。
雨粒や水しぶきがかかっても故障しない「IPX4(生活防水)」程度の性能があれば安心です。避難所での食事中に誤って水をこぼしてしまったり、屋外のテントで夜露に濡れたりしても使い続けられます。
被災時は、故障した端末の代替品をすぐに用意できません。安全に長く使い続けられるよう、耐久性に優れたモデルを選びましょう。
防災テレビ(ポータブルテレビ)のおすすめ6選

次項では、防災テレビ(ポータブルテレビ)のおすすめモデル6選をご紹介します。概要・機能と併せて解説するので、購入時はぜひ参考にしてください。
おすすめ① 【PYKES PEAK】PTV-01
PYKES PEAKの「PTV-01」は、防災リュックに入れても負担にならない約315gの軽量設計。防災に必要な「情報・電源・照明」を1台で確保できる多機能モデルです。
| 参考価格 | 13,480円 |
| 重さ | 約315g |
| 画面サイズ | 4.3 インチ |
| 防水・防塵性能 | IPX4 |
| 受信方式 | ワンセグ |
| バッテリー容量 | 2,000mAh |
| 給電方法 | ・乾電池 ・AC電源 ・手回し |
| その他の機能 | ・AM/FMラジオ ・LEDライト ・SOSサイレン ・スマホ給電機能 |
※2026年4月時点
「とりあえず手軽に、でもしっかりとした防災テレビを備えておきたい」そんな性能を求める人におすすめなのが、PYKES PEAKの「PTV-01」です。
4.3インチの見やすい液晶画面を備えながら、本体重量はわずか約315g。防災リュックのサイドポケットにスッと入り、持ち出しの負担になりません。
ワンセグTVとAM/FMラジオで最新の災害情報をキャッチできるのはもちろん、乾電池、AC電源、手回し充電の3WAY電源に完全対応しています。通信障害でスマホが使えない状況でも、映像と音声で情報を得られます。
さらに、暗闇を照らすLEDライト、居場所を知らせるSOSサイレン、スマホへの給電が可能な2000mAhのモバイルバッテリー機能まで搭載。
これ1台あれば、非常時の「見る・聴く・照らす・充電する」をすべてカバーできます。
「あのとき買っておけばよかった」と後悔する前に、あなたと家族の安心を支える心強い相棒として、防災リュックに追加しましょう。
おすすめ② 【PYKES PEAK】PTV-02
PYKES PEAKの「PTV-02」は、ソーラー充電と録画機能を追加した、5インチ大画面の上位モデル。誰でも直感的に操作でき、確実な情報収集をサポートします。
| 参考価格 | 17,480円 |
| 重さ | 365g |
| 画面サイズ | 5インチ |
| 防水・防塵性能 | IPX4 |
| 受信方式 | ワンセグ |
| バッテリー容量 | 2,000mAh |
| 給電方法 | ・AC充電 ・乾電池 ・手回し発電 ・ソーラー充電 |
| その他の機能 | ・AM/FMラジオ ・LEDライト ・SOSサイレン ・スマホ給電機能 ・音楽/動画/写真再生機能 ・録画機能 |
※2026年4月時点
「夜間の避難所や就寝中に重要なニュースを聞き逃してしまったら…」「長引く停電で乾電池もモバイルバッテリーも使い切ってしまったら…」
そんな災害時の切実な不安を解消するのが、PYKES PEAKの「PTV-02」です。
最大の強みは、見逃しを防ぐ「録画機能」と、停電時の最後の砦「ソーラー充電」です。MicroSDカード(別売)を入れれば、避難移動中などに放送された緊急ニュースを録画し、映像を見返して正確な状況を把握できます。
また、手回しや乾電池だけでなく、本体上部のソーラーパネルで太陽光充電も可能。晴天時なら放置しておくだけで電力を生み出せるため、電源枯渇のリスクを大幅に減らせます。
画面は前モデルより一回り大きい5インチ液晶を搭載し、視認性がさらにアップ。ボタン配置もシンプルに設計されており、機械操作が苦手なご高齢の方でも、ワンタッチでテレビやラジオを直感的に切り替えられる安心設計です。
情報が遮断される災害時、見やすい大画面と尽きない電源は命綱です。ご家族や離れて暮らす高齢のご両親への贈り物として、最高スペックの備えましょう。
おすすめ③ 【Ikiruhisi】TR14W
Ikiruhisiの「TR14W」は、アウトドアでも活躍するIPX4防水設計。5インチ大画面と多機能で、過酷な環境にも耐えるタフな一台です。
| 参考価格 | 17,980円 |
| 重さ | 230g |
| 画面サイズ | 5インチ |
| 防水・防塵性能 | IPX4 |
| 受信方式 | ワンセグ |
| バッテリー容量 | 2,000mAh |
| 給電方法 | ・USB給電 ・乾電池 ・手回し発電 ・ソーラー充電 |
| その他の機能 | ・録画機能 ・FM/AM/短波ラジオ ・microSD再生 ・モバイルバッテリー機能 ・LEDライト ・SOSアラート |
※2026年4月時点
大雨の避難時や、屋外での過酷な状況下でも、安心してテレビで情報収集ができる。そんな「雨や水濡れに強い」タフさで人気を集めているのが、Ikiruhisiの「TR14W」です。
ポータブルテレビには水に弱いモデルも多く、悪天候の避難では故障のリスクが伴います。しかし、本製品は本体にIPX4の防水性能があるほか、入出力ポートには防塵カバーを採用。
さらに、ワンセグTVやFM/AMラジオ、災害時に強い短波(SW)放送まで受信可能です。5インチのカラー液晶で字幕付きのニュースを鮮明に確認できるほか、番組の録画機能や、MicroSDに入れた動画や音楽の再生機能まで備えています。
電源は、ソーラー充電、手回し発電、USB給電、単3乾電池の4WAY方式に完全対応。回しやすい設計のクランクハンドルで、緊急時でも効率よく発電できます。
また、メーカーによる業界最長レベルの「3年保証」が付いているのも魅力。
防災用としてはもちろん、キャンプや車中泊などのアウトドアレジャーでも活躍するでしょう。どんな環境でも機能する「妥協のないスペック」を求める人におすすめの1台です。
おすすめ④ 【innowa】 buddy Max
innowaの「 buddy Max」は、乾電池・手回し・USB給電・ソーラー充電に対応し、スマホ充電も可能な4WAY電源モデル。ワンセグ録画機能や短波ラジオも搭載し、災害時の避難生活を支えてくれる1台です。
| 参考価格 | 19,980円 |
| 重さ | 375g |
| 画面サイズ | 5インチ |
| 防水・防塵性能 | なし |
| 受信方式 | ワンセグ |
| バッテリー容量 | 2,000mAh |
| 給電方法 | ・USB給電 ・乾電池 ・手回し発電 ・ソーラー充電 |
| その他の機能 | ・AM/FM/ワイドFM/短波 ・LEDライト ・SOSサイレン ・スマホ充電 |
※2026年4月時点
「地震や台風で停電したら、スマホの充電はどうしよう…」
「通信障害でネットが繋がらず、今どういう状況なのか全く分からない…」
災害のたびに浮き彫りになる、情報と電源が絶たれる不安。ご家族の安全を守るために、その不安をそのままにしておくのは危険です。
そんな「いざというとき」の頼れる相棒となるのが、innowaの「buddy Max」です。
5インチの大画面でワンセグTVの視聴ができるだけでなく、本体に充電池を内蔵し、スマホの充電器としても活用できます。
一番の魅力は、どんな状況でも電力を生み出せる「4WAY電源」システムです。単3乾電池3本での駆動やACアダプタはもちろん、手回し発電、ソーラーパネルまで搭載し、長期停電時の孤立を防ぎます。
また、AMラジオ番組をクリアな音質で聴けるワイドFMや、短波(SW)放送の受信にも対応。さらに、暗闇で本体の場所がわかる蓄光シールや、持ち運びに便利なハンドストラップなど、実際の被災現場を想定した細やかな配慮が随所に光ります。
情報収集とスマホの電源確保、災害時の二大課題をこの1台で解決できます。ご家族の安心を何よりも優先したい人は、ぜひご自宅の備えに加えてください。
おすすめ⑤ 【テレマルシェ】 エコラジネオ TLM-ETR017W
テレマルシェの「エコラジネオ」は、シリーズ累計12万台突破のロングセラー最新作。普段は寝室などで使い、非常時はそのまま持ち出せる「フェーズフリー」な防災ラジオです。
| 参考価格 | 19,580円 |
| 重さ | 300g |
| 画面サイズ | 4.3インチ |
| 防水・防塵性能 | なし |
| 受信方式 | ワンセグ |
| バッテリー容量 | 2000mAh |
| 給電方法 | ・USB給電 ・乾電池 ・手回し発電 |
| その他の機能 | ・AM/FM/ワイドFM/短波 ・LEDライト ・SOSサイレン ・スマホ充電 |
※2026年4月時点
「防災ラジオは持ち出し袋にしまっておくもの」
もしあなたがそう信じているなら、非常時に後悔するかもしれません。数年ぶりに取り出したら電池が液漏れしていた、使い方がわからずパニックになった…。
そんなトラブルを防ぐための新しい常識が「フェーズフリー(日常使い)」です。
テレマルシェの「エコラジネオ」は、この常識を体現した多機能防災ラジオ。「普段から使っていれば、緊急時でも迷わず使える」というコンセプトのもと、ご自宅の寝室やリビングで日常的に使いやすいよう設計されています。
従来モデルから4.3インチへと画面がサイズアップし、ワンセグTVがさらに見やすく進化。デュアル液晶の採用でノイズを抑え、ラジオの受信感度も向上しました。
さらに、番組表の閲覧や、字幕のオン・オフ切り替えなど、便利なテレビ機能も充実しています。
電源はAC電源に加え、USB給電・乾電池、緊急時の手回し充電も完備。普段はAC電源でニュース番組などを楽しみ、停電や避難時にはそのまま外へ持ち出せます。LEDライトやSOSサイレン機能もあり、緊急時への移行もスムーズです。
「非常時だけ」ではなく「毎日役立つ」防災グッズを選びましょう。操作が分かりやすく、ご高齢のご両親へのプレゼントとしても喜ばれる1台です。
おすすめ⑥ 【山善】JYTM-RTV430
「JYTM-RTV430」は、家電メーカー・山善が誇る「10年間ほったらかし」でも使える驚異の耐久性。4Way電源でワイドFM対応など、防災仕様に特化した防災テレビです。
| 参考価格 | 15,800円 |
| 重さ | 370g |
| 画面サイズ | 4.3インチ |
| 防水・防塵性能 | IP54 |
| 受信方式 | ワンセグ |
| バッテリー容量 | - |
| 給電方法 | ・手回し充電 ・乾電池 ・AC電源 ・モバイルバッテリー(USB給電) |
| その他の機能 | ・AM/FM/ワイドFM ・LEDライト ・SOSサイレン ・スマホ充電 |
※2026年4月時点
「何年も前に買った防災ラジオ、今もちゃんと動くかな…?」
そんな不安を抱えたまま、忙しさに追われて防災用品の点検を後回しにしていませんか。
実は、一般的なリチウムイオン電池内蔵の防災ラジオは、長期間使わずに放置すると「過放電」を起こし、いざというときに充電できないケースがあります。このような事態を防ぐため、家電メーカーの山善が開発したのが、この「JYTM-RTV430」です。
最大の特徴は、コンデンサー充電池を採用していること。10年間、電池交換や充電をしていなくても、必要なときに充電可能です。約5分の手回し充電で、ワンセグを5分間視聴できます。
画面は4.3インチと大きく、背面のスタンドを使えばテーブルに置いて快適に視聴可能。防塵・防水(IP54相当)仕様なので、ほこりや水濡れにも強く過酷な環境にも耐えます。もちろん、LEDライトやサイレン、スマホへの給電機能も搭載されています。
「防災グッズの定期的なメンテナンスなんて面倒でやっていられない」そんなズボラな人にこそ、一度買えば10年間安心が続くこの1台をおすすめします。
防災テレビ(ポータブルテレビ)購入時に知っておきたい注意点

次項では、防災テレビ(ポータブルテレビ)を購入する際に知っておきたい注意点を3つ解説します。地震や台風、津波など、災害発生時に有効活用できるよう、購入時は必ず注意点も頭に入れておきましょう。
注意点① 受信環境によっては移らない
防災テレビを購入して安心するのは危険です。ワンセグやフルセグのテレビ電波は万能ではなく、環境によって受信できないケースがあります。
たとえば、鉄筋コンクリート造のマンションの奥まった部屋、地下室、山間部などでは、地デジの電波が遮断されます。自宅の防災リュックに入れる前に、まずはリビングや寝室、最寄りの避難所などで実際にテレビが映るかどうかをテストしてください。
もし映りにくい場合は、防災ラジオの購入を検討しましょう。防災ラジオについては、以下の記事で解説しています。
注意点② 手回し充電で長時間の視聴はできない
「手回し充電機能があるから、電池がなくてもずっとテレビが見られる」という認識は誤りです。
テレビの液晶画面を映し出し、音声を出力するには、ラジオを聴くよりもはるかに多くの電力を消費します。製品により充電効率は異なりますが、5~10分の手回し充電で視聴できる時間は約5分ほどです。
長時間の視聴を持続させるための労力は現実的ではありません。手回し充電はあくまで「ライトを数分つけるため」「数分だけニュースを見るため」の最終手段であり、メインの電源は必ず「乾電池」や「大容量のモバイルバッテリー」で確保してください。
注意点③ 長期保管の際は乾電池を抜く
防災テレビを長期保管する際は、必ず乾電池を本体から取り出してください。
乾電池を入れたまま放置すると、電池内部から腐食性の液体が漏れ出す「液漏れ」を起こす恐れがあります。液漏れが発生すると、テレビの金属端子が錆びたり基盤がショートしたり、いざ使おうとしたときに故障しかねません。
保管の際は、必ず本体から乾電池を抜き、予備の乾電池はジップロックなどの防水袋に入れてから、防災テレビと一緒にリュックへ収納しましょう。
防災テレビ(ポータブルテレビ)のおすすめ商品に関してよくある質問

防災テレビ(ポータブルテレビ)のおすすめ商品に関して、よくある質問と回答をご紹介します。防災テレビは高額な商品が多いため、後悔しないよう些細な疑問を解消しましょう。
防災テレビがあればラジオはいらない?
防災テレビだけでなく「防災ラジオもあった方が無難」です。
防災ラジオもあった方がいい理由
- 防災テレビは消費電力が大きく、手回し/ソーラー充電では長時間視聴できない
- 環境によってはテレビの電波が受信できない
防災テレビは消費電力が大きいほか、環境によっては電波を受信できない恐れがあります。「予備の乾電池がない」「避難所は電波の入りがわるい」などの状況に陥ると、継続的な情報収集ができません。
一方、防災ラジオはテレビより消費電力が小さく、手回し充電でも数十分ほど駆動します。電波も届きやすいため、「避難情報」や「危険区域」などの情報を得やすくなります。
被害の全体像を映像で確認したい短い時間は「テレビ」、電源を節約しながら最新情報を流し聞きしたい場合は「ラジオ」など、状況に応じた使い分けが推奨されます。
防災ラジオは3,000~5,000円と、防災テレビより安価な価格帯です。より確かな安全を確保したい場合は、テレビとラジオの併用を検討しましょう。
おすすめの防災ラジオは、以下の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
防災テレビの電波が入りにくい場合の対処・対策方法は?
防災テレビの電波が入りにくい場合は、以下の対処・対策方法を実践しましょう。
電波が入りにくい場合の対処・対策方法
- 窓際や出入口付近に移動する
- 防災テレビに付属のアンテナを伸ばして、受信感度の高い方角を探す
- ラジオ機能搭載の防災テレビを購入する
テレビ用の電波は障害物の影響を受けやすく、周辺にある建物・構造によっては電波が入りにくいかもしれません。
一方、ラジオの電波(特にAM)は障害物を回り込んで届くため、安定して受信できます。
より確実に情報を得られるよう、ラジオ機能搭載の防災テレビを購入、もしくは別途ラジオの購入を検討しましょう。
「防災テレビ+α」の備蓄で家族の安全を守ろう!
災害発生時は、「避難状況」「危険区域」などの最新情報が欠かせません。スマホは情報収集の要ですが、「家族の安否確認」「情報共有」など、連絡用端末としての活用が優先されます。
貴重なバッテリーを消費しないよう、ラジオやテレビなどの情報元が必要です。
中でも防災テレビは、災害規模や被害状況を視覚的に確認できるため、自分たちの状況を把握しやすくなります。
ただし、避難生活を乗り切るには、食料品や衛生用品・生活用品など、幅広い防災用品を備蓄しなければなりません。防災テレビの購入と併せて、必要な防災用品をまとめてそろえましょう。
以下の記事では、防災リュックに必要な中身をリスト形式で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
▼防災テレビと一緒にリュックへ入れるべき必須アイテムはこちら


